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2010年8月8日日曜日

アンモニアストリッピング法

アンモニアストリッピング法とは化学反応によって水中のアンモニア性窒素を除去する方法である。

◇原理:
 水中のアンモニウムイオン(NH4+)と 水酸化物イオン(OH-)が反応し、一方は水(H2O)として水中に、もう一方はアンモニアガス(NH3)として大気に放散される。

 アンモニア性窒素の除去率に影響を及ぼす因子は、pH、水温等がある。
pHは高いほど良いがpH 10.5以上では除去率の増加は小さくなるといわれている。
また水温も高いほど除去率は良いとされる。

 一方、除去率に影響を及ぼさない因子としては、アンモニア性窒素濃度である。
一般的には濃度と除去率には相関は無いと言われている。